【D&D5e】ファンデルヴァーの失われた鉱山。その2回目(後半)
もうだいぶ記憶はうすれ、ただただ楽しかったというイデアだけを残しつつあります。
うおお……もう少し保ってくれ、おれの記憶!
◎ぼうけんしゃたち
同じセッションなので当然前回と同じ!
ところでゲームの最中にPLが抜けざるを得なくなった時には唐突にホワイトドラゴンを出してPLのいなくなるPCを氷漬けにするとそれっぽいと思うんですよ。ダンジョン&ドラゴン2でもオーバドハイのクレリックがやってましたよね。
続きを読む【D&D5e】ファンデルヴァーの失われた鉱山。その2回目(前半)
鉄は熱いうちに打てと申します。
というわけで私のこのうっかりな脳髄が記憶を揮発させぬうちに備忘録を残しておきましょう。
ファンデルヴァーの失われた鉱山第二回をプレイしました。
以下はネタバレを含む内容となります。
◎冒険者たち
○アレッサ・グランツシルト
戦の神の突撃神官の貴族令嬢。
自分(含む仲間)に手を出した輩には畑の塩を撒いても良いと思っている。
○クラウス
ドラゴンボーンのパラディン。ドワーフの友人を気に掛ける元一般人。
おそらく一番の常識人。
○ルゥナ
辺境出のハーフエルフのヘクスブレード。
暴力の行使に躊躇がない。
○アルドエット(通称アル)
ノームのアーケイン・トリックスター。
手堅い動きに定評がある。
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【D&D5e】ファンデルヴァーの失われた鉱山。その1回目
ヤッターついにファンデルヴァーの失われた鉱山はじめました! と! いうわけで覚え書きを残しておきましょう。
今回のキャンペーン。初回PLは4名。即ちPCも4人。いずれ劣らぬ手練れよ……というのも当然の話、D&D5eでロングキャンペーンをちゃんと遊ぶのがはじめて(!)なのでPCのレベルを2からスタートしたのですね。
やっぱりできることが多い方が楽しいし……。
○アレッサ
人間・クレリック(治癒)・女性。ある日戦神テンパスの「戦え……!」という呼びかけを受けて家を飛び出した貴族ガール。重装鎧でガンガン押し込む人間要塞。
喧嘩を売られたとみるや相手を根絶やしにせずにはいられない。コワイ。
多分頭にMみたいなデザインのサークレットしてると思う。
○クラウス
ドラゴンボーン・パラディン・男。普通のドラゴンボーン、アルドレア氏のクラウス。彼には逆十字を纏う復讐の騎士、オーマパラディンになる未来が待っていた。
祝え! そういうシーンはありませんでした。
民衆英雄として、元普通の鍛冶屋が妻子を失い神格の導きを受けたというドラゴンボーン。
意外と元一般人として友人や知人がいるまともな復讐マン。
○ルゥナ
ハーフエルフ・ウォーロック・女。元墓守のヘクスブレード。
ドライな死生観を持つ妖剣士。
契約した魔剣はいくつもの目がある仮面を被ったような巨大な獣の姿で現れる。
……えっなにそれコワイ。ホラーですか?
○アルドエット(通称アル)
ノーム・ローグ・男。世知長けた密偵兼冒険者。
たぶんおかしな貴族の娘とか怪しい妖剣士とかオーマパラディンのお目付役。
ハーパーのエージェントとして、彼らを善き方向へと導き給え。
【あいまいなえみ】
いやはや月日の経つのははやいもの。
いえ言い訳はしますまい。
わたくし、書こうと思ったことをあとまわしにしておりました。
しかし仕方の無いこととどうかご容赦願いたし。
色々あったんでございます。
そんなわけでまたちょっと新しいことなど書き為したいと思います。
あんまり、どうか期待はなさらずに。
覚え書きなど残します。
【迷宮キングダム】神聖ローマランド 第二回の前説
さて、VS暴帝の訓練場を終えてから数ヶ月、っていうか一年ほどたったころ、ようやく第二回の目処がたちました。
呼びかけに応えて集まるプレイヤー達! 総勢五名!
五名?
はいそうです。一人多いです。
勇敢なるプレイヤーが名乗りをあげ、新たなるランドメイカーが神聖ローマランドに訪れたのだ。
そしてなんたることか! 新たなる仲間は民なき者アデモス! それは新たなフロンティア。
すいませんちゃんと説明します。国に所属していないながらランドメイカーと同等の力を振るい、多くの場合ランドメイカー達が所属する国に一時の宿りを得る英雄です。
国王神官忍者騎士従者大臣、あらゆるクラスのスキルを取得できる凄いマン。まさしく英雄……! しかし自国のものではないという制限が多くの行動に他の宮廷メンの赦しを必要とするのであった。
ではランドメイカーではないのでは? ううむそうかもしれない。まあこう、プレイヤーキャラクターくらいのニュアンスでひとつ。
民なき者:“ネオローマ帝国六賢人”クラバッテ
ローマである。彼もまたローマであった。
ネオローマ帝国、それは新たなフロンティア。二つ名表のロールの結果、彼が所属する国として突如ポップアップしたネオローマである*1。
盛りを少し過ぎたほどに見える容貌をヴェネツィアンマスクに隠したナイスガイ。ネオローマ帝国の誇る六賢人が一人、最速のクラバッテ……を装うモンスターであった。
おお、なんたることか。アデモスは派手な背景を背負うが、クラバッテは人に扮して自らが認められる国を求める系モンスターなのであった。いやクラバッテっていうのはあくまで仮の姿でなんかこう……ええい。
彼の本性はウロツキ魔王。元々はなんかカワイイ感じの頭身が低い魔王だが、ダイナマイト大帝によって棲家を奪われた彼は人間の力に魅せられそれを我が物とし、いずれダイナマイト大帝*2を滅ぼそうと言うのだ*3。
得意技は【魅了】。自らではなく他者を動かすその姿は魔王の貫禄を感じさせる。
ところでネオローマ帝国は滅んだことにされ、本物のクラバッテもまた命を落としたとされた。
さらにさらに!
今回GMから「実時間で一年近く経ったので時間経過表を振ってもいいですよ」というボーナスを渡すことに。
事前準備のチャット上で振られたダイス目は
「2D6 = 2 です。 」
なんたることか、最低の数値である「2」! 神聖ローマランドは戦争状態に陥り、国は疲弊していた……。
具体的にいうと判定に失敗すると国のパワーがみるみる衰える恐ろしき病。先の見えない泥沼の戦争はローマを更に衰退させようとしていた……。
実際の判定はセッション当日と定められ、GMは苦しみに顔を歪めた。ぶっちゃけ神聖ローマランドはこれによって国家解体の危機なのであり、折角前回育った国が一瞬にして失われかねないのであり。
GMは悩み、PL達はそれをどうにかするデータを探し始めた。
あとなんか本来のセッション日、ものすごくすごい体調悪化でGMが倒れてたのでそっと資金を渡しておきました。
神聖ローマランドの王宮、ミッキー・ポープ像前に犯罪者と共に置かれていた石貨。それは犯罪者に土下座の姿勢を強いていたため後の世に『侘び石』と呼ばれたとか。
ともあれ、
ある晴れた6月の日に、第二回目のセッションは行われたのであった。
【迷宮キングダム】神聖ローマランドvs暴帝の訓練場その4(終)
コロシアムへの道程は既に開かれていた。
迷宮変動によって発生した追加の通路。
その奥からは遠く人々の歓声が谺する。
あたかも宮廷を待ち受けるが如きその様相に、配下たちは恐れ慄いた。
【迷宮キングダム】神聖ローマランドvs暴帝の訓練場その1
続きを読むかつて世界は一つのローマだった。
お前たちはローマだった。
しかし栄光のローマもいまや幾つもの小国に別れ、更には有象無象に食い散らかされる供犠の羊に他ならない。
だがお前たちはそうではない。
何故ならばお前たちはローマだからだ。
神聖にして絶対不可侵の唯一のローマだからだ。
お前たちは腐臭漂う腐敗した図体を切り捨てた、純化されたローマの魂だ。
純化したお前たちローマは神聖なる力を取り戻し、栄光を切り裂いたジャブジャブ鳥を打ち破る刃を王に頂いて、今や放たれる前の矢の如し。
逆らうものは皆殺せ。従うものは属州民とせよ。
仮面は告げた。産めよ増えよ地に満てよ!
――――前王の叫び