雑然ワークス

プレイレポートを適当に。だいたいうろ覚え、内容はあやふや、台詞は捏造。

【迷宮キングダム】神聖ローマランド 第二回の前説

 さて、VS暴帝の訓練場を終えてから数ヶ月、っていうか一年ほどたったころ、ようやく第二回の目処がたちました。
 呼びかけに応えて集まるプレイヤー達! 総勢五名!
 五名?
 はいそうです。一人多いです。
 勇敢なるプレイヤーが名乗りをあげ、新たなるランドメイカーが神聖ローマランドに訪れたのだ。
 そしてなんたることか! 新たなる仲間は民なき者アデモス! それは新たなフロンティア。
 すいませんちゃんと説明します。国に所属していないながらランドメイカーと同等の力を振るい、多くの場合ランドメイカー達が所属する国に一時の宿りを得る英雄です。
 国王神官忍者騎士従者大臣、あらゆるクラスのスキルを取得できる凄いマン。まさしく英雄……! しかし自国のものではないという制限が多くの行動に他の宮廷メンの赦しを必要とするのであった。
 ではランドメイカーではないのでは? ううむそうかもしれない。まあこう、プレイヤーキャラクターくらいのニュアンスでひとつ。
 
 
民なき者:“ネオローマ帝国六賢人”クラバッテ
 ローマである。彼もまたローマであった。
 ネオローマ帝国、それは新たなフロンティア。二つ名表のロールの結果、彼が所属する国として突如ポップアップしたネオローマである*1
 盛りを少し過ぎたほどに見える容貌をヴェネツィアンマスクに隠したナイスガイ。ネオローマ帝国の誇る六賢人が一人、最速のクラバッテ……を装うモンスターであった。
 おお、なんたることか。アデモスは派手な背景を背負うが、クラバッテは人に扮して自らが認められる国を求める系モンスターなのであった。いやクラバッテっていうのはあくまで仮の姿でなんかこう……ええい。
 彼の本性はウロツキ魔王。元々はなんかカワイイ感じの頭身が低い魔王だが、ダイナマイト大帝によって棲家を奪われた彼は人間の力に魅せられそれを我が物とし、いずれダイナマイト大帝*2を滅ぼそうと言うのだ*3
 得意技は【魅了】。自らではなく他者を動かすその姿は魔王の貫禄を感じさせる。
 ところでネオローマ帝国は滅んだことにされ、本物のクラバッテもまた命を落としたとされた。
 
 
 
 さらにさらに!
 今回GMから「実時間で一年近く経ったので時間経過表を振ってもいいですよ」というボーナスを渡すことに。
 事前準備のチャット上で振られたダイス目は
 
「2D6 = 2 です。 」
 
 なんたることか、最低の数値である「2」! 神聖ローマランドは戦争状態に陥り、国は疲弊していた……。
 具体的にいうと判定に失敗すると国のパワーがみるみる衰える恐ろしき病。先の見えない泥沼の戦争はローマを更に衰退させようとしていた……。
 実際の判定はセッション当日と定められ、GMは苦しみに顔を歪めた。ぶっちゃけ神聖ローマランドはこれによって国家解体の危機なのであり、折角前回育った国が一瞬にして失われかねないのであり。
 GMは悩み、PL達はそれをどうにかするデータを探し始めた。
 あとなんか本来のセッション日、ものすごくすごい体調悪化でGMが倒れてたのでそっと資金を渡しておきました。
 神聖ローマランドの王宮、ミッキー・ポープ像前に犯罪者と共に置かれていた石貨。それは犯罪者に土下座の姿勢を強いていたため後の世に『侘び石』と呼ばれたとか。
 
 ともあれ、
 ある晴れた6月の日に、第二回目のセッションは行われたのであった。

*1:ダイスロールの結果がまたローマだった

*2:超強い

*3:……身内にして大丈夫?